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学業編
■小・中・高校編■
学業編
問1:
教育方法は日本とどのように異なりますか?
答1:
丸暗記より、自分の頭で考えさせる教育
日本の高校ともなれば、大学受験に備えてとにかく予習・復習を繰り返すことで試験に出そうな部分を丸暗記していれば、ある程度は点数稼げるようなところがありますが、オーストラリアの教育では暗記することにあまり価値を置いていません。記憶するより、自分の頭で考えて自分なりの意見を表明することに高い価値基準を置いているのです。その結果、大人になっても基本的な英単語のスペルを知らない人も結構多かったり、優れた学位を取得したエリートでも簡単な暗算が出来なかったりするので、どちらがいいとは一概に言えませんが、少なくとも暗記さえすればいい点が取れる日本の教育とは対極にあることは確かです。
ですから、これまで日本の学校で暗記ばかりさせられていた学生がオーストラリアに留学すると、戸惑うことも多いと思います。今までは「教科書に書いてあること」とそのまま回答すれば満点だったのに、ここではそれだけでは回答したことにならず、「で、あなたはどう思うの?」と突っ込まれるのです。こういった教育を受けてきたオーストラリア人のクラスメイトは各自はっきりとした意見を持っていますし、その意見を表現する能力も既に身につけているため、クラス内でディベート(議論)を始めると、その威勢のよさに圧倒されるかもしれません。最初はテンポの早さについていけないかもしれませんが、こういった議論に積極的に参加できるようになりたいものです。
宿題も単なる練習問題ではなく、教科書に載っていないことまで自力で調べあげて、小論文を書かせるようなももの出題されます。授業や宿題だけでなく、試験でも論文形式の問題が多く、一夜漬けで暗記だけしても点数は稼げません。オーストラリアの教育は、常に物事に問題意識をもって自分で調べ、自分の頭で考えることができる人間を育てるのに適しているようです。
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