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学業編
■小・中・高校編■
学業編
問3:
塾に通う生徒は多いのですか?
答3:
塾はないが、宿題はある
日本ほど社会全体が教育熱心ではないので、進学準備のための塾のようなものはごく少数しか見当たりません。都心部では一部の教育熱心な親が家庭教師をつけていたりはしますが、普通の家庭では、家でまで親が「勉強しなさい」と口をすっぱくして言うことはなく、学生たちは放課後や週末には地元のクラブやスポーツなどをのびのび楽しんでいるようです。
但し、宿題は出ます(特にインテンシブ・スクールではかなり気合を入れて頑張らないと追いつけないくらいの宿題がでます)。量は学校にもよりますが、ある公立中・高校の書類には「宿題に費やす目安時間は、義務教育の7年生〜10年生で1日1〜2時間程度、大学受験を控えた11〜12年生で1日3〜4時間」と示されています。それも、単純に答えを書き込めば済むような練習問題ばかりでなく、「○○という本を読んで、レポートすること」といった、自分の意見を求められる論文形式の宿題がよく出されます。英語で「アサインメント」といいますが、この論文形式の宿題は自分の意見を述べること、それを文章で表現することが苦手な学生にとっては、相当の負担になるでしょう。逆にいえば、日本の教育を通してはなかなか伸ばせない「自己表現能力」「文章表現力」を育成することができるはずです。
また、ほとんどの学校では宿題(家庭学習)について保護者が監督することを奨励しています。よい教育は学校と家庭との相互協力によって実現されるという考え方を反映して、保護者と連携をとった教育を実施するよう心がけているようです。たとえば、宿題日記(Homework Diary)を常に学生に携帯させ、生徒が宿題の記録をつけると同時に、保護者がその宿題を監督したことを証明するサイン(書名)をし、それを学生が先生に提出するといったスタイルをとっている場合もあります。(留学生の場合にはこの保護者の役割は寮長やホストファミリーが担うことになります。)
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